三上賢治 KENJI MIKAMI(ディジュリドゥ奏者・Avalon Spiral 代表)

写真家 故 澤雄司に師事し、写真家として活動。
93年に音楽家・サウンドアーティストの岡野弘幹氏のイギリスツアーへ同行取材中、ディジュリドゥと出会い、写真家からディジュリドゥ奏者へと転身。
94年より、岡野弘幹氏の呼び掛けにより"Leela"結成。その後、岡野弘幹with天空オーケストラの初期メンバーとして活動し、国内外の様々なフェスティバルに参加する。
2000年、ソロ活動を始める。同年ディジュリドゥ専門店『Avalon Spiral/アバロンスパイラル』設立。セックス・ピストルズのプロデューサー、デイヴ・グ ッドマンにより「Avalon Spiral」と命名される。
2001年より、ディジュリドゥの本場オーストラリア、ノーザンテリトリー州はアーネムランドにおいて、ディジュリドゥマスターのDjalu Gurruwiwi、David Blanasi、Darryl Dikarrna Brownの元で伝統的奏法を学ぶ。アボリジニネ-ムを授かり、 名をWulang(ウーラン)、意味『Ocean,大洋、海』、スキンネームNarichi(ナリッチ)意味『知識』、半族をイリチャとなる。
帰国後、アボリジナル文化を伝える演奏や講演、ワークショップを展開。
2008年、国立国際美術館で開催された、オーストラリア・アボリジナルピープルのエミリー・ウングワレーの日本初の回顧展にて演奏。
2004年より追手門学院大学にて、「オーストラリアを学ぶ」専修過程において、8年間に渡りゲスト講師を務め、その後は追手門学院大学オーストラリアライブラリー主催の大学イベントにて、演奏や講演、竹でディジュリドゥを製作するワークショップ等を展開。
2006年よりブズーキ奏者 貴瀬修と『Wulang』結成。
2014年より、ソロ活動を開始。ディジュリドゥと様々な楽器演奏者との即興演奏を楽しむ『Sound Gate 』を展開。
2015年、2016年、狂言師で無形重要文化財能楽保持者の安東伸元氏の呼びかけにより、狂言と民族楽器の共演となる『大和座狂言ガラ公演』に出演。
2018年より、岡野弘幹氏とAmbience & Avalon Spiralの共催で、さらにグレードアップされた『Sound Gate』を展開中。
2022年、名古屋芸術大学にて、非常勤講師としてディジュリドゥの実技を教える。
2023年、BSテレ東『おんがく交差点』にて、バイオリニスト大谷康子氏と共演。
同年、ディジュリドゥ奏者でEarth Tube代表の錦織直記氏と、同じくディジュリドゥ奏者でアボリジナル言語・文化研究者の林靖典氏と、西アーネムランドのディジュリドゥ『Mako』の魅力を日本から世界に向けて発信する『チーム・ザ・マーゴ - プロジェクト - 』を発足。
また、これまでの活動の中で、意識が振動によって活性化されるディジュリドゥ・サウンドヒーリング『ENERGY BLOW - エナジーブロウ- 』を確立し、現在に至る。