ディジュリドゥの演奏方法
ディジュリドゥの演奏方法には、大きく分けてトラディショナル奏法とコンテンポラリー奏法の二つに別けられます。■トラディショナル奏法とは?
トラディショナル奏法とは本来アボリジニが吹くスタイルです。様々な倍音が重なりあい、奥行きのあるサウンドが特徴です。
ディジュリドゥは口のセンターに構えます。
「イー」と発音するような形で、頬は膨らまさず、代わりに歯と唇の間にエアーポケットをつくる事により、舌を自由に動かし様々な音を出します。
空気量も非常に少なく、3cm程の吹き口からストロー1本分ぐらいの細い空気を出すのが北東アーネムランドのヨルングスタイル。
4cm〜5cmぐらいの口がすっぽり治まる程の吹き口から、唇をルーズに振動させるのが南西アーネムランドのGUNBORGスタイル。
どちらも呼吸は鼻で行います。息を吸う事とはく動作を鼻で行い、ディジュリドゥを演奏するのに必要な空気量だけを口から出します。
難しく思われがちですが、吹く空気量が少ない為、肺にたまった空気を鼻から抜いているだけです。
部族によってスタイルが多少違い様々な吹き方があります。
日本各地で民謡やお囃子が違うのと同じでしょう。
ジャルーの吹き方を見ていただきたい。
頬は膨らまず、鼻の下辺りが盛り上がっている。
楽に吹いている様だが口内の空気圧はけっこう高い。空気圧を維持しながら、舌が縦横無尽に動き回っている。
頬は膨らまず、鼻の下辺りが盛り上がっている。
楽に吹いている様だが口内の空気圧はけっこう高い。空気圧を維持しながら、舌が縦横無尽に動き回っている。
■The White Cockatoo Performing Group のディジュリドゥ・マスター ダリル とのワークショップ風景 Quick Time(mpg)
南西アーネムランド(Beswick/Wugularr周辺)のGUNBORGという吹き方です。この時は基本的な吹き方の「リットゥモー!」とダブルブレスを使用する 「リットゥモー!リボ!」という2種類の吹き方を教わりました。!点で呼吸をします。
トゥースをほとんど使用しないスタイルですので、吹き口の内径はヨルング族のYidakiに比べて広く、喉の響きを良く出せるように作られています。
2003年8月に行われたThe Didjeridu & Aboriginal Culture Tourでのワークショップ風景。
この時にマスターダリルより『君はマスタ−した』との言葉をいただきました。
非常に嬉しかったので載せてしまいました。すみません!
非常に嬉しかったので載せてしまいました。すみません!
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■コンテンポラリー奏法とは?
コンテンポラリー奏法とは、アボリジナルの吹く音を聞いて、アボリジナル以外のバランダ(白人)が独自に編み出したスタイルです。コンテンポラリー奏法がまず世界中に知れわたった為、多くのディジュプレイヤーがこのスタイルを取り入れました。
私自身もそうでしたが、多くの方が、このスタイルが正しいアボリジナルの吹き方だと思い込んでいるようです。
このスタイルを取り入れたアボリジナルも見受けられます。
吹き方の特徴は、ディジュリドゥをセンターに構えず、左右どちらかにずらした格好になります。
頬を膨らまし、頬の収縮によって空気を送りだします。ビィヨ〜〜ンとか、ビィーーという感じの音になります。
High,Midd,Lowの音色がハッキリ別れ、ファンキーなサウンドを造り出します。音域が広く感じます。
鼻で息を吸って口から出す動作をくり返す為、循環呼吸法に意識が集中してしまいがちです。
頬の収縮をくり返す為、舌が動きずらくなるのが難点です。
■呼吸法は?
まず、湯豆腐やたこやきを食べた時を想像して下さい。熱くてハフハフしながら食べますよね。そのハフ!ハフ!にヒントがあります。
ハフハフハフと言ってみて下さい。
「ハ」は腹から出しますね。
「フ」はのどの奥から空気を込上げるような動作です。
ではもう一度「ハフ!ハフ!ハフ!」
この時、ほっぺたは使いません。頬は口を「イー」と言って膨らまないような形を保ちます。
次に息を吸うタイミングです。
「ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!」っといってみて、「!」のところで鼻から吸って下さい。
出来ましたね。次に「!」のところで口は「フ」と言ってみます。声にならなくてもいいので、フッと言ってる気持ちで結構です。
「ハッ(フ!)、ハッ(フ!)、ハッ(フ!)、ハッ(フ!)」
この動作を普段から練習してみて下さい。そのうち何となく解ってきます。
次に同じ動作で、「ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!」っといってみて、「!」のところで鼻から吸って下さい。 次は「!」で鼻から空気を吐く(抜く)練習です。
「*」を鼻から抜く動作として交互に吸って、吐いてをくり返します。
「ハッ!ハッ*ハッ!ハッ*ハッ!ハッ*ハッ!ハッ*」出来ましたか?
実は、鼻は空気を吸うだけじゃなく、同じぐらい鼻から吐かないとつづけられません。
鼻から吐いた事が無い人は空気を無駄に使用しているか、ぬけの良い(良すぎる)ディジュを持っているかです。
口から出る空気は少なければ少ない程いいと思います。
少ないと、唇はタイトに薄くしてゆかなければ振動しませんから自然と張りのある良いサウンドになります。 草笛やセロハンを口に当てて振動させてビーと鳴らす遊びを想像して下さい。 空気はそのぐらいで十分だから、頬を膨らまさなければ息継ぎが出来ない方も一度タコヤキ循環を試してみて下さい。
言葉では解りづらいですね。
そんな時は当店を訪れて下さいね。
■改めて、それぞれのスタイルをサンプルサウンドを交えながら、ご説明致します。
個人ワークショップも受付けておりますので、お気軽にお問合せ下さい。
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